本当に羨ましいものとは? ~夏休み海外旅行に行く人たちを見て感じたこと

本当に羨ましいものとは? ~夏休み海外旅行に行く人たちを見て感じたことの記事アイキャッチ 🧠心の整え方

先日、朝の情報番組で「夏休みに海外旅行に行った人たち」へのインタビューが流れていた。

登場したのは、ヨーロッパ、南米、中東など、普段の生活ではまず縁のないような場所を訪れた人々。彼らは口々に「ここが素敵だった」と美しい景色や現地の体験を楽しそうに語っていた。

画面を眺めながら、私はつい「いいな〜、行きたいな〜。でもお金ないから無理だよな〜」と嫉妬心が爆発してしまった。

ただ、ふと深層心理に問いかけてみると、実は違う答えが見えてくる。

本当に行きたいのか?どうか

たとえば、大富豪に「お金あげるから行ってきていいよ」と言われたとする。

もし行き先が大好きなハワイであれば、多少計画の時間をもらえれば喜んで行くだろう。
しかし、それが中東や南米、アフリカなど未知のエリアだったらどうか。

――正直、かなり躊躇するに違いない。

「行ってみたい」という気持ちは嘘ではない。
けれど、その裏には「安全で、楽で、余裕があって、自由で、何のストレスもないなら」という隠れた条件が付いている。

いくらお金があっても「行ってみたいな〜」程度の気持ちでは、腰はなかなか上がらない。
面倒臭い人間である。

羨ましいのはお金ではなく「良い条件」

つまり、本当に「羨ましい」と感じているのは“お金”そのものではないのだ。
羨ましいのは「良い条件」が揃っていること。

夏休みの高額な旅費を払える資金力。
まとまった休暇を取れる環境。
長時間移動に耐えられる体力。
言葉が通じない中でも飛び込んでいける度胸。
未知の文化を楽しめる好奇心。

それらが全部揃って初めて「羨ましい旅行体験」が成り立つ。逆に言えば、そうした条件を普段から整えてきた人が、自然と海外へ飛び立ち、テレビで楽しそうにインタビューに答えているわけだ。

自分の現状と満足度

もちろん、中には親の遺産で豪遊している人もいるかもしれない(笑)。

だが、私自身には今そうした条件が揃っていないし、数年に一度ハワイに行けるだけで十分満たされている。だから、仮に機会を与えられても「じゃあ行きます!」とはならないだろう。

そう考えていくと、「羨ましい」という気持ちには「羨ましいか?」と疑問符がつき、嫉妬心は少しずつ和らいでいく。

英語すらまともに喋れないのに、何の準備も無しに英語圏外に行くなんて恐ろし過ぎる…。

白鳥の水面下の足掻き

白鳥は水面下で必死に足を掻いているという。
私たちはその足掻きを知らないからこそ、優雅に見える姿に「羨ましい」と思うのだろう。

例えば私でさえハワイに行ったと話せば、「羨ましい」と思う人がいるに違いない。

けれどその裏には、妻子に「ケチ」と言われながらも1円単位で節約したり、毎日ポイ活に勤しんで努力しているのだ(笑)。まあ本人は楽しんでやっているのだが。

何かを見て「羨ましいな〜」と感じたとき、その感情を少し掘り下げてみるといい。
そこには「自分に足りない条件」と「自分の価値観」が浮かび上がってくる。

そして案外、嫉妬心は静かに収まり、自分なりの満足感に戻っていけるのだ。


🧘今日のこころノート 

– テーマ:「羨ましい」という感情の裏には
– 気づき:自分の価値観を深堀りすれば嫉妬心は薄れる

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